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スピーカーから出る「心地よい音」と「楽しい音」を追求するソニーのオーディオ戦略(PhileWebインタビュー)


PhileWebさんが、ソニーのコンスーマープロダクツ&デバイスグループ、ホームエンタテインメント事業本部の加藤氏にインタビューをしています。氏はソニーのエンジニアとしてベータマックスと電子スチルビデオカメラの「マビカ」を手がけた他、ブルーレイディスクでは開発スタートから商品化にかかわっておられたそう。ウォークマンは担当外みたいですが、「ネットジューク」などは同氏が担当している模様。


同氏は現在のオーディオ市場の低迷について、携帯オーディオの音のみを知る人が増え、スピーカーから出る音の魅力が消費者に訴求できていないと分析、「心地よい音」と「楽しい音」をキーワードに、ハードウェアだけでなく、消費者に触れてもらう機会や楽しみ方の情報も発信し、オーディオ市場の復活を狙いたいと考えているようですね。

ソニーのホームシアターシステムでは、ワイヤレスのモデルもありますが、まだ電源コードは残っています。我々も少しずつ近づいてはいるのですが、電源コードをなくすまでには至っていません。技術的課題はまだまだありますが、どこかでブレイクスルーしたいと思います。


最終的には電源コードも無くす方向で考えているとのこと。ぜひ実現してもらいたいです。

スピーカーから音を聴くその楽しさを伝えたい(WhileWebインタビュー)