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S-Master/有機EL採用の“決定版”ウォークマンA840レビュー記事、自作歌詞表示も可能

Walkman


AVWatchにて、10月発売のウォークマンA840シリーズのレビュー記事が掲載されています。新型ウォークマンはAシリーズの他にもSシリーズの740、640も発売予定であり、特長は下記の通りです。


NW-A8401

  • 容量16GB(実売24,000円前後)/32GB(同30,000円前後)/64GB(同40,000円前後)
  • 2.8型有機EL搭載
  • デジタル ノイズキャンセリング対応13.5mm径EXイヤフォン付属
  • 最薄7.2mm
  • フルデジタルアンプ「S-Master」搭載
  • iTunes D&D転送が可能
  • 歌詞表示機能
  • 720×480ドット動画再生に対応
  • 新管理ソフト「x-アプリ」対応
  • PS3転送が可能
  • BDレコーダからのおでかけ転送(レジューム/ジャンル情報継承)


NW-S740

  • 容量8GB(実売16,000円前後)/16GB(同19,000円前後)/32GB(同25,000円前後)
  • 2型TFT液晶搭載
  • アナログノイズキャンセリング対応13.5mm径EXイヤフォン付属
  • iTunes D&D転送が可能
  • 歌詞表示機能
  • 720×480ドット動画再生に対応
  • 新管理ソフト「x-アプリ」対応
  • PS3転送が可能
  • BDレコーダからのおでかけ転送(レジューム/ジャンル情報継承)


NW-S640

  • 容量8GB(同14,000円前後)/16GB(17,000円前後)
  • 2型TFT液晶搭載
  • 13.5mm径EXイヤフォン付属（ノイズキャンセリング非対応）
  • iTunes D&D転送が可能
  • 歌詞表示機能
  • 720×480ドット動画再生に対応
  • 新管理ソフト「x-アプリ」対応
  • PS3転送が可能
  • BDレコーダからのおでかけ転送(レジューム/ジャンル情報継承)


同記事ではA840シリーズに焦点が当てられ、SシリーズやiPod nano iPod touchとの比較などを行われています。iPodと思い悩んでいる人には参考になるかもしれません。まず本体の特長を抜粋です。

  • 2.8型(240×400ドット)有機ELディスプレイは2.8型という数字より画面が大きく見え、静止画の発色、階調性豊か。残像感も少なく、良好な動画表示が可能
  • 手にした第一印象は「薄い」の一言。ワイシャツの胸ポケットは楽勝
  • 指先の感覚でボタンの違いが区別しにくいが、再生/一時停止ボタンの中心に小さな突起があり、指先で感じる癖をつければ、ポケットや鞄の中に入れたままでの操作も可能
  • 有機ELの表示品質は、液晶のNW-S740や第5世代iPod nanoと比較して良好。女性ヴォーカルの写真はは頬の赤い部分から首のそばの陰の部分まで、滑らかで立体的な表示。
  • 音の傾向はメリハリが強く、特に中低域が元気
  • NC ON時も、位相がおかしくなったような不自然さは無く、聞き疲れしない再生音
  • プレーヤーのポテンシャルを活かすには、ランク上のイヤフォンやヘッドフォンを使いたい
  • 再生レンジの広いヘッドフォンで聴くと1音1音がクリアで、音楽が精密に力強く描写される。ハイファイ的な音作り。
  • 喫茶店では、空調の低い断続的なノイズや、店内BGMの低域などはキレイに消える他、アナログノイズキャンセル方式で残る高めの騒音にも対応。
  • アナログ方式の「鼓膜が押される感じ」がなく、自然。うるさく感じる騒音部分のみに、必要な分だけ逆位相をかけているような、“ツボを突いた”キャンセルを行なうイメージ。


続いて、今回から対応となる「X-アプリ」などについてです。

  • 転送速度も従来比で約3倍に高速化し、1,000曲(5.83GB)をエクスプローラでドラッグ&ドロップすると、約16分21秒で転送完了。
  • iTunesの楽曲管理画面からのドラッグ&ドロップにも対応。DRM付楽曲の転送及びiTunesプレイリストの転送には非対応。
  • PlayStation 3との連携機能が強化され、USB接続すると、PS3からウォークマン内の動画、静止画、音楽ファイルが再生可能。
  • PS3に蓄積した音楽や動画ファイルをウォークマンに転送することも可能。
  • BDレコーダとの「おでかけ転送」機能も引き続きサポートしており、新たにレジューム再生に対応。
  • 歌詞は「歌詞ピタサービス」にアクセスし、歌詞検索を行ない、x-アプリから購入・ダウンロードできる。
  • ウォークマン側のヴォーカルキャンセル機能とテレビへの出力機能を併用すれば、家庭用カラオケとしても使用可能
  • 自作の歌詞も「.lrc」ファイルを作成すれば転送、表示が可能。
  • DPCは歌詞表示中も使用できるが、A-B間リピート+クイックリプレイは排他利用


記事を読んだ印象ですと、かなり良さそうですね。記事中の写真を見る限り、7.2mmの薄さも相当なインパクトです。これでS-MasterやDNC機能に対応しているのですから、大したものです。読む前に比べてますます物欲が増してしまいました。