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ソニー、グーグルとの関係を強化〜クロームとアンドロイドで増収を狙う

ソニーは、グーグルのウェブ・ブラウザー「クローム(Chrome)」や携帯電話向けOS「アンドロイド(Android)」を採用することで、パソコンや携帯電話の売上増を狙う。

ビジネスウィーク誌によると、クロームをあらかじめインストールして出荷するパソコン・メーカーとしては、ソニーが最初となる見込み。それと同時に、ソニーとエリクソンの共同事業であるソニー・エリクソンは、携帯電話機にアンドロイドを採用する方針を決めた。さらに、ソニーは、グーグルのフォーマットに対応した電子書籍をダウンロードできるよう電子書籍リーダー「ソニー・リーダー」を改良する。

引用元(usfl.com)


以前も、ウォークマンやnav-uなどにもアンドロイドが搭載されるかもしれないとの記事を取り上げたことがありますが、電子ブックリーダーをはじめ、ここ数年でソニーとグーグルの距離はかなり近くなりつつあります。同記事によりますと、昨冬ソニーはグーグルの幹部を東京に招き、アンドロイドやグーグルのラインナップ採用に関し協議したとか。グーグルのソフトウェアやネットワークサービスはどれも世界中で活用されている魅力的なものです。ソフトウェアやネットワークが弱いと言われることが多いソニーにとっては手っ取り早く弱点克服が見込める戦略と言えましょう。


一方で、グーグルは特定の企業だけと事業を展開するわけではありません。同様のものを他社の製品にも提供するわけですから、差別化も困難になってきます。グーグル依存は薬にも毒にもなり得るということですね。ここはソニーのハードウェア技術、製品同士がつながり相乗効果が見込めるラインナップや独自サービス、豊富なコンテンツ、ソニーデザイン、ソニエリアンドロイドに搭載されるであろう独自カスタマイズUIなどを上手にアピールし、プラスに作用するように立ち回って欲しいところです。


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