医師不足問題、特に小児科

日経新聞に日本赤十字社の病院調査の結果が出ていました。
本調査は、全国で運営する91病院が対象で、約7割の62病院が「医師不足のため十分な医療が提供できない」との回答があったとのこと。

そのなかで深刻であったのは産婦人科と小児科で、計9病院において常勤医が0人。勿論対応することはできないので、一部の病院では休診を余儀なくされているらしい。

小児科などは前々から医師不足が叫ばれているのに事態は改善されていないんだなぁ。
日経の同ページにリンクされている小児救急の記事では小児科医の1カ月の平均勤務時間は平均229時間に達している
ことも取り上げられています。

今回の診療報酬改定では小児科に対して引き上げを行い、救急加算などもつくそうですが、医師不足を解消するほどのインパクトはないような気がしますね。