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環境負荷を低減した 水銀0%のアルカリボタン電池 発売

ソニーは、アルカリボタン電池(LR)の無水銀化を達成し、環境に配慮した水銀使用率0%の同電池全6機種を発売します。
従来のアルカリボタン電池は、負極材に水銀を付加し、電池膨れなどの原因となる水素ガスの発生を抑制していました。また、正極材の水素ガス吸収能力が低いという特性があり、アルカリボタン電池の無水銀化は技術的に困難とされてきました。今回発売するアルカリボタン電池は、正極材に水素ガスの吸収材を配合するというソニー独自の技術を新たに採用し、既に酸化銀電池(SR)で採用している負極材の水素ガス発生抑制技術と併せることで、無水銀化を実現しました。

引用元(プレスリリース)


ソニーが水銀0%のアルカリボタン電池を発売します。ブドウ糖電池の記事が出たり、社内で電池系の動きが活発化しているのかな(日経系の新聞では太陽電池・蓄電池の記事が多すぎて、最近僕は少々食傷気味なのですが)。そのソニーも太陽電池に参入する可能性があるとの話も聞かれます。


日本は環境関連の技術が進んでいますから、今後も競争力が落ちつつある国内メーカーにおける差別化点のひとつとして伸ばして欲しい分野です。

09/08/03 加筆

フジサンケイビジネスアイで開発の経緯など、詳細記事が掲載されました。
ソニー「アルカリボタン型電池の無水銀化」 「不可能」覆した材料選択の目(フジサンケイビジネスアイ)