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初のデジタルノイズキャンセリング“イヤフォン”を試す

参入メーカーも増えて、活況な日本のイヤフォン/ヘッドフォン市場。騒音をキャンセルできるノイズキャンセリング製品も5,000円以下のものから、様々なモデルが登場している。その中でも注目株は、ソニーのデジタルノイズキャンセリング製品だ。
デジタルノイズキャンセリング(以下デジタルNC)は、2008年4月に発売された「MDR-NC500D」(49,350円)において、世界で初めて採用された技術。高価なモデルだが、騒音を約99%低減するという強力なNC機能が話題になった。
そして6月21日、そのデジタルNC製品に新ラインナップが追加される。デジタルNCでは初のカナル型「MDR-NC300D」(30,975円)と、「MDR-NC500D」のマイナーチェンジモデル「MDR-NC600D」(49,350円)だ。「NC600D」はカラーリングや付属品の変更がメインで本体機能に変更は無いため、「MDR-NC300D」を中心に、音質やNC性能を紹介する。

引用元(AVWatch)


今回の記事ではサウンドモードやノイキャンのモード、実際に使ってみた感想などが書かれているため、非常に参考になる。
サウンドモードは「NORMAL」「BASS」「MOVIE」の3種類が用意されている。

  • 「NORMAL」・・・ノーマルモード
  • 「BASS」・・・低音を重視したモード
  • 「MOVIE」・・・声の芯となる中音域を増強し、会話などの小さな音を大きくするモード。また、爆発音などを小さくコンプレッションするため、映画などが聴きとりやすくなる。


また、アナウンスなどを聞く場合のためにモニターボタンが搭載され、マイクで拾った音をそのまま出力する機能も。


ノイキャンのモードもやはり3種類。

  • NCモードA:主に航空機内の騒音を低減
  • NCモードB:主に電車やバス車内の騒音を低減
  • NCモードC:オフィスや勉強部屋などのOA機器や空調音を低減

素晴らしいのが、従来機では、AIボタンを押すことでNCモードが切り替わっていたところを、「MDR-NC300D」ではフルオートに改善。周囲の環境に合わせて自動で切り替えてくれるみたい。これは便利すぐる!!

モードが頻繁に変わるとイライラしそうなイメージもあるがまったく逆で、“静かな環境”に変化は無いわけで、表示を見なければモードが変わったことに気付かないだろう。

ここまでやってくれるんですか〜優秀過ぎます。

実際のノイキャン性能は、文章で表現されているのでどんな感じかを抜粋。

  • 空調のゴーっという音はほぼゼロ
  • 冷蔵庫や自販機の「ウー」というモーター音もほとんど聞こえない
  • キーボードの打鍵音「カチャカチャ」音は「チャ」が消え、「タタッ」のみに抑えられる。
  • 電車では加速音「クイーン」やアナウンス、「キキッ」と響くブレーキの音以外はキャンセル可能。
  • トンネルは「ゴー」という音が薄く聞こえる程度。


しかしながら、やはりホワイトノイズは聞こえるみたい。静かな場所ではノイズが耳につくとのこと。音質は自然系で広いレンジ。高音から低音までバランス良く鳴るそうです。ソニーのドンシャリが大好きな人は少しもの足りないかもしれませんが、フラット狂の人にはおすすめできそう。


記事が掲載されるたびに欲しくなる「MDR-NC300D」。まじで今年のボーナス出てくれ!!
【その他参考】はてひつの前回記事PhileWebの記事