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電車でも美術館の静けさを! ソニーの新世代NCヘッドフォン

ソニーからノイズキャンセルヘッドフォンの新モデル3機種が21日に発売される。
電車の通勤などでヘッドフォンを愛用している人にとって、周囲の雑音を取り除くノイズキャンセル機能はかなり気になるはず。実際のところ、ノイズキャンセル機能があるとどれだけ騒音が気にならなくなるのか? 
ノイズキャンセルによる音質への影響など、最新モデル3機種を実際に使用して、気になる数々のポイントを厳しくチェックしてみた。

引用元(アスキーjp)


はてひつでは個人的な興味から頻繁に記事を拾うデジタルノイキャンシリーズ。今度はアスキーです。今回は音質に関してはどうなんだという部分を採り上げてみたいと思います。
アナログノイズキャンセル採用のスタンダード機「MDR-NC33」

ボーカルはナチュラルな質感で、声の張りや吐息のニュアンスまでしっかりと再現される。ちょっと聴いた印象だとずいぶんと大人しい音質になったと感じるが、輪郭がキリッと立った感じや、個々の音の明瞭さはしっかりと再現される。聴き心地がよくなり、じっくりと聴き込める音になったと言える。
唯一気になったのは、低音がややゆるいことで、個人的には量感を控えてもう少しタイトな低音の方がよかった。このため、ベースの刻むリズムがややダルく感じたり、音色が一本調子になってしまうこともあった。


使い勝手の向上などリニューアルした「MDR-NC600D」

結果として、その音は低音がしっかりと伸びながらもきちんと締まり、ベースの弾むような弦の鳴りや身体が動くような躍動感までしっかり再現できるようになった。
解像度の高いクリアな音質傾向でありながら、楽器の音色や声の再現が実に生々しく、客席というよりステージに自分が立ち、すぐそばで音楽を聴いているような感じが味わえた。


デジタルノイズキャンセルで待望のカナル型モデル「MDR-NC300D」

低音域はさすがに「MDR-NC600D」ほどの伸びはないが、低音がゆるんでしまうこともなく、適度な量感のある引き締まった音になっている。最近気に入ってよく聴いているエリック・モングレインの独特なラップタッピング奏法によるギター曲を聴くと、ギターソロとは思えない多彩な音と、弦の爪弾きや手のひらでギターの胴を叩くリズムの音の積み重ねが美しく再現され、ギターを水平に膝の上に置いて奏でる姿が目に浮かぶようだ。
解像度が高いにも関わらず、線が細くならず、アコースティックな響きなど厚みのある音が聴けるのは素晴らしい。

記事は「音質ではNC600D外出用ならNC300Dがおススメ」と結ばれています。そりゃあNC600Dの方が音はいいだろうね。しかし、でかけるならNC300Dぐらいのコンパクトさが無いとつらそう。時間ができたら聞き比べに行こーっと!


【その他参考】はてひつの前回記事AVWatchの記事
【その他参考】はてひつの前々回記事PhileWebの記事