最新ウォークマンでMoraが使えない?! 30年目を迎えたソニー・ウォークマンの迷走
ソニーの「ウォークマン」が、1979年7月1日の第1号機発売以来、ちょうど30周年を迎えた。
だが、その30周年の節目における携帯音楽プレーヤーとしての立ち位置は、揺るぎないものではない。
ネットワーク時代における携帯音楽プレーヤー市場において、決してリーダーではないからだ。
それは、ソニー自身が最も分かっているのだろう。
先ごろ開かれた定時株主総会の席上、ソニーのハワード・ストリンガー会長兼CEOが、株主の質問に答える形で言及したコメントからも、それが裏付けられる。
大河原氏が株主総会でのストリンガー発言をとり上げています。特に今回のWシリーズにおいて、DRM楽曲の再生に対応しなかったことから、ソニーが複合企業体としての魅力が打ち出せていないのではないかという論調です。
ソニーグループが運営するサイトで購入した曲が、同グループの製品で再生できないというのは、ちょっと考えものですものね。そろそろDRM解除のソフトウェア配布を考えた方がいいのかもしれません。
