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iPhone 3GSの動画撮影はどこまで行けるのか(AVWatch)

今やケータイにカメラが付き、写真はもちろん、動画も撮影できるようになった。写真は解像度が上がったことで、最近はよく使われ始めた感じがあるが、動画の方は今ひとつ積極的に使われている感じがしない。やはり解像度やフレームレートが低いことや、圧縮が強烈すぎて今ひとつ絵として魅力がないというのが原因だろう。
iPhone 3GSに動画撮影機能が搭載されたというのは、すでに多くの方がご存じだろう。ユーザーの特性もあるだろうが、Ustreamで生中継したり、YouTubeへ投稿したりと、従来のケータイユーザーとは違ったアクティブな使い方がなされているようだ。
また、意外に画質がいいという話も聞く。そういう事ならば、本コラムでも取り上げてみていいだろう。様々な機能を持つiPhoneだが、今回は写真と動画撮影・編集機能にフォーカスしてテストしてみた。本気で撮影したら、どれぐらいの絵になるのだろうか。早速試して見よう。

引用元(AVWatch)


小寺さんが、AVWatchにてiPhone3GSの動画撮影〜編集〜Mac連携について詳細レビューをしています。何と3脚使用で本体を固定する本気ぶり。同氏曰く「獅子はウサギを倒すにも全力なのである」


さて、主なトピックはこんなカンジかな?

  • 画角は35mm換算で38mm程度
  • 動画コーデックはH.264のMOVファイル、音声はAACモノラルで、ビットレートは3.6Mbps程度
  • 絞りはF2.8固定で、露出はシャッタースピードで追従させる方式
  • 画像をタッチすることで、フォーカスと露出が指定可能
  • 動画としては全体的にややねむい感じ
  • AEだと露出が全体的に明るめ、必然的に色味もやや浅め
  • 音声はモノラルだがよく拾う。メモ用途でもまずまず使えるレベル
  • 本体トリミング機能は、時間軸を拡大することで狙ったタイミングで編集可能
  • 音声のスクラブ再生に対応しないため、音声起点の編集は厳しい
  • UNDO機能が搭載されていないが、OS3.1で改善されるかもしれない
  • 動画ファイルにジオタグが埋め込まれるため、iPhotoに取り込めば、地図と連携させた表示が可能
  • 手持ちで撮ると、CMOS読み出し速度の遅れによる映像の歪みが発生
  • その場で情報を探し、現場の情報を外に出すためのデバイスとして、iPhoneは従来のPDA的なものとも、ネットブック的なものともまた異なるものである