『iPhone』の乗っ取り可能：セキュリティー研究者が警告

セキュリティー研究者たちは、重大なセキュリティー・ホールが『iPhone』に存在することを公表する予定だ。テキスト・メッセージによる攻撃で、iPhoneを完全にコントロールできるようになるという問題だ。
『Forbes』誌によると、セキュリティー研究者のCharlie Miller氏とCollin Mulliner氏は30日(米国時間)、サイバーセキュリティー会議『Black Hat USA 2009』において、このセキュリティー・ホールを公表するという。

引用元（Wired）

iPhoneに乗っ取り可能な重大なセキュリティー・ホールが存在すると、セキュリティー研究者らが警告しています。ほとんど見えないほどの大きさのSMSを集中的に送信することでiPhoneを乗っ取り、他のiPhoneをもっと大量のテキスト・メッセージを送信するという点があるとのこと。

ひょええ。悪用されれば世界中のiPhoneが乗っ取られてしまうみたいなので、注意が必要ですね。ちなみに受信したテキスト・メッセージに単一の「四角」が含まれていたら、SMS攻撃を受けている可能性があるようです。Macはマイノリティ故にクラックの被害はそれほど受けていませんが、スマートフォンのシェアを急激にあげているiPhoneであれば、標的になる可能性は十分にあります。気をつけましょう。

【09/07/31追記】方法が公開された模様です。

iPhoneを乗っ取る"SMS攻撃"、Black Hat USAで公開（マイコミジャーナル）

Miller氏らはiPhone OSのほか、Android及びWindows MobileでもSMS攻撃の可能性を確認している。

他のスマートフォンにも波及する恐れがありそうです。