新型PS3発売間近!新ファーム「3.00」と動作音/消費電力をチェック
どちらもAVWatchですが、新ファーム「3.00」を実際に稼働させて、ネットワーク経由の動画再生の検証や、新型PS3の動作音、消費電力のチェックなどが行われています。
SCE、PS3でDTCP-IP対応する新ファーム「3.00」公開−レコーダの番組再生検証。音楽アップサンプリング強化(AVWatch)
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は1日、PlayStation 3(PS3)の最新システムソフトウェアバージョン3.00を公開した。DLNAサーバー機能を備えたBlu-rayレコーダなどから著作権保護されたコンテンツを再生する、DTCP-IP対応が行なわれるなど、AV機能が強化された。
適度に抜粋
- DTCP-IPに対応し、地上デジの録画ファイルをDLNAサーバー機能を持つ機器からネットワーク経由で再生可能
- 再生にはPS3の設定で「本体設定」に移り、「DTCP-IPを有効にする」の項目をONにする必要有り
- ソニー製BDレコーダ「BDZ-L95」では、DRモードやAVC録画モードの動画も問題なく再生可能
- 再生中は早送り、巻き戻しに加え、1.5倍、30倍、120倍速再生も可能。高速再生時のレスポンスも良好。レジュームも可。
- ワイヤレスコントローラの右スティックを回すことで、任意のスピードで早送り、早戻しが可能
- 「BDZ-L95」と接続した場合はサムネイル画像は非表示
- PSPからのリモートプレイ再生は不可能
- [サウンド設定]に[音声同時出力]が追加、HDMI出力、光デジタル出力、AVマルチ出力端子に音声が同時出力可能
- アップサンプリング機能が、MP3などの音楽ファイル再生時にも利用できる
- XMBの背景に動的なイメージが使用可能になった
- インフォメーションボードの機能拡張が行なわれ、ゲームソフトの最新情報、追加コンテンツ、動画配信の最新情報などがよりグラフィカルに確認が可能
新「PlayStation 3」の動作音/消費電力をチェック−さらなる静音化。筐体は劇的に小型/軽量に(AVWatch)
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)から、9月3日に発売される薄型/低価格な新型「PlayStation 3」(PS3/CECH-2000A)。Blu-rayのドルビーTrueHD、 DTS-HD Master Audio音声がビットストリーム出力できることや、システムソフトウェア 3.00でDTCP-IPに対応するなど、AV的なトピックも満載の注目ハードである。
AV関連の細かい強化点は、記事や西田氏の「RandomTracking」でのインタビューなどで掲載した通りだ。今回、発売前に実機に触れる機会に恵まれたので、新型PS3と従来モデルとの比較写真や、動作音、消費電力の違いなどを紹介する。
ハード面で旧型との比較が行われています。こちらも適度に抜粋
- 2代目の4.4kgと比べても1kg以上軽くなっている。手にすると従来よりも大幅に軽く感じる
- 数値で見る以上に、“劇的に小さくなった”という印象を受ける
- 従来の筐体と比べると、どうしても“安っぽさ”はあるが、汚れがほとんど気にならないという利点もある
- 操作ボタンパネルが、タッチセンサータイプから、押し込むボタン式に
- HDD交換がしやすそう
- 主電源スイッチが省かれ、電源ケーブルを接続するとそのままスタンバイモードに
- 起動時に瞬間的にファンの回転数が上がった時の風量は、初代/2代目から激減、カリカリというHDDのシーク音などもほとんど聞こえなくなっている
- 1m以上離れると起動しているのかしていないのかわからず、筐体に顔を近づけてようやくファンの音がかすかに聞こえるレベル
- 背面排気口を手や厚紙などで一時的にふさいでも、1分程度では変化なし、2分ほどふさいだまま筐体に耳をつけるようにして2、3段階ファンの回転数がアップしたと感じる程度
重量も軽くなって安心感が出たようですが、やはり特筆すべきなのは、新型の静音性と消費電力。記事には、実際の音声もアップされていますので、心配性の人は購入前に聞いてみるのも良いでしょう。消費電力もチェッカーで測定しています。結果はなんと初代の約半分!進化しすぎでしょ・・・。