ソニー、「ディーラーコンベンション 2009」を開催。未発売モデルも多数展示
ここしばらく新製品の発表ラッシュが続くソニーですが、特約店及び報道陣に向けて新商品を紹介するイベントを開催中です。AVWatchさんの記事には最新のウォークマンSシリーズやVAIO Xシリーズなど未発売商品の画像も掲載されています。
ソニーは9日、特約店や報道陣に向けて、新商品を紹介する「ディーラーコンベンション 2009」を開催。年末商戦に向けた販売戦略などを紹介した。なお、同イベントは特約店などの招待客のみ参加可能となっている。
ソニーマーケティング株式会社の栗田伸樹社長は、2008年度の年末商戦を振り返り、「リーマンショック以降、北京五輪で好調だった前半戦から一転し、前年割れの環境に陥った」という。
しかし、2009年度は回復傾向で、「エコポイント事業により、テレビを中心にAV市場全体が立ち直る兆しを見せているように思う。7月の薄型テレビ出荷ベースは、昨年の五輪商戦を上回り141%となっている。年末商戦に向けて回復への道を着実にするべく、先進技術による製品群と、それらがつながることで楽しめる、という両軸で年末商戦に取り組む」とした。
栗田社長の発表
ソニーが目指すネットワークでつながる商品群に加え、栗田社長の「何ができるかという『コト軸』の提案」として、「<ブラビア>ポストカード」やソーシャルマッピングサービス「PetaMap」が紹介された他、IFA2009にて大々的に打ち出された3D対応テレビへの取り組みが披露されたとのこと。
商品展示
ディーラーコンベンションのテーマは「REAL TOUCH, REAL VALUE」で、製品のセット提案や、“繋がる”機能が実体験できる仕組みが導入されているそう。
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ソニー、「VW80」後継などSXRD新プロジェクタを披露−新ウォークマン、プリンタ付きフォトフレームなども
反射型液晶パネル搭載「SXRD」フルHDプロジェクタ2モデルが発表されたとのこと。「VPL-VW80」と「VPL-HW10」の後継モデルみたいです。
また、近々ヨーロッパで発売される2.4型液晶搭載、FMチューナやボイスレコーディング機能も装備する「ウォークマンS」新モデルも展示。周辺機器のノイズキャンセリングヘッドフォン付きストラップ、ネットジュークやクレードル型スピーカーも新製品が展示されています。
携帯電話やポータブルオーディオ用のBluetoothレシーバー「DRC-BT30」「DRC-BT30P」も展示。こちらは発売決定済みで11月発売、店頭予想価格は6,000円前後とか。ACアダプタだけでなく、USBからの充電にも対応するとか。その他、ワイヤレス7.1chヘッドフォン「MDR-DS7100」、「MDR-370LP」と「MDR-570LP」も展示。また、未発売製品としてアウトドア用のヘッドフォンの写真が掲載されています。ほぉ〜アウトドア専用ということはもしかして防滴？デザイン的には特に目立った特徴は無さそうなのですが。
未発表製品はまだまだ、コンパクトサイズのリニアPCMレコーダも参考出品。小型の本体に左右に角度のついたステレオマイクを搭載している点が特徴のようです。遂にマイクが埋め込まれてしまいましたか。コンパクト化は喜ばしいですが、リニアPCM用途で使うことを想定すると、出っ張っていた方が、「それらしさ」が感じられる気がします。
写真関係では、未発売の9インチ型デジタルフォトフレーム、スワロフスキーをあしらったモデル、フォトフレームに表示された写真がそのまま印刷できるプリンターが展示されている模様。
ナビゲーションでは、ワンセグ搭載モデルなど2製品の新「nav-u」が披露された他、PSPで周辺のスポットを簡単に探せる無料レーダーアプリ「x-Radar Portable」が展示。僕は車を持っていないので「nav-u」のお世話になることは無いと思うのですが、自転車特化型で出たら考えてしまうかも。
IFAで発表されたモバイルノートPCの「VAIO X」の写真もありました。あいかわらずカッコイイです。ええい、続報はまだか！
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