iPhoneとAndroid、どっちを使う？（続）と（続々）更新（アスキーjp）

アスキー総合研究所の遠藤氏がiPhoneとAndroidについてを語る「iPhoneとAndroid、どっちを使う？」が更新されています。続々では、iPhoneにはないAndroidの特長として「ウィジェット」と「マルチタスク」をあげると共に、「カスタマイズUI」で各社の携帯ユーザーインターフェイスが急速に変化していると述べています。

考えてみると、国内の携帯電話には、マルチタスク端末もありますし、「ウィジェット」も「着せ替えメニュー」もあり、世界のモバイル関係者が注目しているという電子マネーやテレビ機能、コンテンツ配信などは既に当たり前の機能として定着してしまいました。これらを見ると、標準化や世界的なロビー活動など「立ち回り」の重要性がよくわかりますね。

よって、iPhoneの目指す先を既に実現してしまった国内の携帯電話勢が、今後どのように立ち回るのか動向に注目したいです。海外スマートフォンはハードウェアも進化し続けており、国内勢のアドバンテージも失われつつあります。ソフトウェアの使い勝手や連携機能（バックアップ、APIの活用など）は既に抜かれていますから、このまま「どうしよう」とウロウロしているだけでは完全に終わりますね。何とか国内勢の巻き返しに期待したいところですが・・・。

iPhoneとAndroid、どっちを使う？（続）（アスキーjp）
iPhoneとAndroid、どっちを使う？（続々）（アスキーjp）