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新iPod nano、iTunes 9を気に入った理由、そしてウォークマンに望むこと

例年、9月に新製品が発表されるiPodだが、噂・予想された通りに9月10日にはアップルストアで発売。量販店などでも当日の夕方には緊急入荷という形で販売が開始された。発売当日の夕方、池袋のカメラ量販店に足を運んでみたが、その時点ですでに売り切れていた。

本格的に流通を始めた11日を待って、有楽町でiPod nanoを入手したが、平日の昼間にもかかわらず、溢れるほど多くの人がiPodの販売コーナーで賑わっていたのに驚いた。

もっとも、新iPod nanoのレビュー記事を書こうというのではない。今回の発表で、もっとも”アップルらしさ”を感じたのはiTunes 9と製品ラインナップの整え方だ。もちろん、新ハードウェアには魅力的な機能が追加されているが、そのうちのいくつかはiTunesに依存しており、実質的にはiTunes 9の機能と言える。

引用元(AVWatch)


本田雅一氏がiTunesのGenius Mixを実体験から解説、そして氏が「アップルからソニーに乗り換えない理由」を説明しています。ストックが増えてくると、どうしても埋もれてしまう楽曲が出てきますが、Genius Mixを使うことで、ライブラリをインターネットラジオ的に楽しめ、iPodへライブラリの一部を切り出す際に便利と高評価です。


また、終盤では12音解析などの優れた技術があるにもかかわらず、ソニーに乗り換えない理由を述べています。これには激しく同意です。

しかし、個人的にiPodからウォークマンへと乗りかえない最大の理由は、ソニーのウォークマン戦略に落ち着きがないことだ。ソニー自身はそう思っていないかもしれないが、付属アプリケーションや関連サービスの度重なる変更、最新SonicStageでの旧モデル機非対応などもあって、新たにライブラリを 作り直そうと思うだけの信頼感をソニーに対して持てないというのが偽らざる気持ちだ。

まさにこれに尽きると思います。ライブラリの構築は、骨が折れる作業ですから、できれば一度構築したものを同じ使い勝手で継続して使いたいわけです。SonicStageCONNECT Player→SonicStageCP→SonicStageⅤ・・・もしかすると今度はMediaGOへ移れと言われるかもしれません。これではどう考えてもarawahitsujiのようなソニー馬鹿でなければ脱落すること必至ですよね。


12音解析は非常に優秀であり、よくわからないうちに終了したアーティストリンクより評価していますが、Xシリーズではおまかせチャンネルが削除されてしまい、非常に残念です!また、NetJukeでPCを介さず利用できるからウォークマンを選んでいる人がいるかもしれないのにW202はNetjuke非対応だし、どうなってるんですかソニーさん!バンバン!!(←机を叩く音)


と、少し興奮してしまいましたが、優秀なソニーの皆様が上記の課題に気付いていないとは思えないので、明日の新型ウォークマン発表も含め、もう少しユーザーに優しいサービスの構築をお願いしつつ、エントリーを締めたいと思います。