VerizonのAndroid採用でAppleが神経をとがらせる10の理由(ITMedia)
米Verizon Wirelessの顧客は先週末、GoogleのモバイルプラットフォームAndroidで動作するMotorola製の新しい携帯電話「Droid」の広告をたっぷり見せられた。
Verizon Wirelessはこの広告で、「キーボードを備えていない」「複数のアプリを同時に実行できない」といったiPhoneの数々の欠点を強調した。これはAppleを直接狙った攻撃だ。この広告を見て、iPhoneの機能をまねているがAppleのロゴが付いていない携帯電話のイメージが少し見えてきたという人がいるかもしれない。
先日、VerizonのAndroid広告がエラくiPhoneをディスっていることで話題になりましたが、eWEEKのDon Reisinger氏が広告の効果やDroidがアップルのiPhoneビジネスに与える影響について記事をあげています。しかし、記事内容はDroidはAppleを神経質にさせる可能性についてであり、実際にAppleがDroidに神経をとがらせているかどうかは定かではありません。むしろスタンス的には、「Appleは自社以外のスマートフォンすべてについて「初代iPhoneにも及ばない」と孤高の一蹴(Tech Crunch)」
さて、10の理由は下記の通り。
将来的には、AndroidがiPhone端末数を抜くということはもちろんあり得るでしょう。しかし、シェアの逆転=Appleの敗走となるかは別の話です。むしろ、厳しくなるのはライバルが増え続ける携帯電話端末メーカーのような気がします。Appleはメーカーでありながら、iTunesSotreを立ち上げ、コンテンツから利益を得るモデルを構築しましたが、AndroidMarketに参入する端末メーカーにあまり恩恵はありません。顧客の数が有限であれば尚更です。現在は比較的高価なスマートフォンも、近いうちにディスカウンターがあらわれ、投げ売り上等の消耗戦に突入すると思われます。その時、メリットに働くはずの豊富な参画メーカーが逆風となる可能性もありますね。