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ソニーの「LIBRIe」はなぜ“日本のKindle”になれなかったのか

米国ではAmazonの電子書籍端末「Kindle」が快進撃を続ける一方で、日本国内では専用端末が振るわない。ソニーは2004年に端末「LIBRIe」(リブリエ)を発売したが、07年に撤退した。

Kindleが急速に普及する一方、LIBRIeが撤退せざるを得なかったのはなぜか。同社の大根田伸行CFOが、10月30日の決算会見で分析した。

引用元(ITMedia)


米国ではKindleに続き、シェア2位を獲得しているソニーですが、「SonyReader」の前身「LIBRIe」では国内展開に失敗し、撤退を余儀なくされました。大根田伸行CFOの分析では携帯文化と出版業界の事情が原因と分析しているようです。


記事にはありませんが、レンタルのみでスタートしたことも定着しなかった原因だと思います。「LIBRIe
」の販売サイト「Timebook Town(2009年2月28日をもって終了)」では、電子書籍の「大量にストックしてもかさばらず、いつでも読み返せる」というメリットを無視した仕様となっており、最大でも2ヶ月の貸し出し制でした。あれで普及する方がおかしいです。というわけで、ハードは悪くないんだけど、サービスが・・・的な王道パターンで失敗しましたとさ。これだからSONYファンはやめられない!


SonyReaderは今後も進化を続けるでしょうが、既存の「本」の常識にとらわれず、書籍の概念を変える電子書籍端末を期待していますよ!ソニーさん