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ソニー3D戦略のキーマンが語る「映画館」「Blu-ray」「放送」の3D

先週のソニーにおけるテレビの3D対応方針に続き、今週はソニーの3D戦略全体についてのインタビューをお届けする。今回登場するのは、同社でソニー全体の3D戦略を統括する、3D&BDプロジェクトマネジメント部門 部門長の島津彰氏だ。

島津氏は、先日までソニーのBlu-ray Disc戦略を統括していたが、現在は、BDとともに3D戦略についても、全社的な取り組みを検討する立場にある。その島津氏に、ソニーがなぜ3Dに注力するのか、そして、3Dのビジネスを広げて行くために必要なものはなにかを聞いた。

引用元(AV Watch)


西田宗千佳氏によるインタビューの第2回です。前回はソニー ホームエンタテインメント事業本部 第一事業部の吉川孝雄事業部長へのインタビューでしたが、今度は同社の3D&BDプロジェクトマネジメント部門 部門長の島津彰氏へ取材をしています。


同氏によると、3DについてもSONY Unitedを活用した様々な角度からのアプローチが重要と考えているようです。狙うのは「映画館」「Blu-ray」「放送」で、「コンテンツ(映画・ゲーム・コンサート、ライブ中継)」「ディストリビューション(映画館でのデジタルシネマ・Blu-ray・放送)」、「ディスプレイ(劇場向けデジタルシネマ・プロジェクタ・3D対応のテレビ)」などの手段を通じて3Dという文化を立ち上げていくとのこと。全てを一から始めるのではなく、2Dと互換性を持たせたBlu-ray戦略、現存の4,000万台のPlayStation 3の活用、米国のSTBのアップデートなど、決して夢物語ではない現実路線が非常に頼もしく感じます。


CEATECで見た3Dは非常に素晴らしいものでした。早く家庭で3D映像や3Dゲームを楽しみたいです。そうすれば再び「テレビで視聴する」付加価値が出てくるのではないでしょうか。ワールドカップ映像の3D化も含めて、2010年のソニーの活躍に期待です。