ソニー、サイバーショット3シリーズ新発表、GPSや電子コンパス、TransferJetなど搭載の機種も
世界初フルハイビジョン動画撮影(1920×1080/60i、AVCHD)を実現、大画面テレビでなめらかな動画再生が楽しめるなど、デジタルスチルカメラ “サイバーショット” 3シリーズ5機種 発売
ソニーは、デジタルスチルカメラ“サイバーショット” に、「裏面照射型構造」のCMOSセンサー“Exmor R”(エクスモア アール)を搭載し、レンズ一体型デジタルスチルカメラとして世界で初めてフルハイビジョン動画(1920×1080/60i、AVCHD)撮影に対応した薄型デザインの“Tシリーズ”『DSC-TX7』と光学10倍ズームレンズを搭載した“Hシリーズ”『DSC-HX5V』を発売します。併せて、小型本体に沈動式ズームレンズを搭載した“Wシリーズ”『DSC-W380』『DSC-W350』『DSC-W320』の3機種も発売します。
ソニーから新しいサイバーショットが発表されました。今回は「T」「W」「H」の3シリーズ5機種です。詳細は下記の通り。
「DSC-TX7」「DSC-HX5V」の特長
「DSC-TX7」:フルハイビジョン動画機能と広角25mmのスタイリッシュモデル
- フルハイビジョン動画(1920×1080/60i、AVCHD)を搭載する世界最小・最薄ボディ
- 幅広い撮影範囲をカバーする広角25mm・光学4倍ズームレンズを搭載
- 見たままの情景をより忠実に再現する「逆光補正HDR(ハイダイナミックレンジ)」
- 深みのある黒を再現するタッチパネル“TruBlack(トゥルーブラック)ディスプレイ”
- 「Party-shot」に内蔵しているタッチセンサーと連動して「オーダー撮影」が可能
「DSC-HX5V」:フルハイビジョン動画と光学10倍の「Gレンズ」を搭載。GPSとコンパス機能を内蔵したモデル
- 広角25mmと光学10倍ズームを実現した新開発「Gレンズ」を搭載
- 従来比約10倍の補正性能を高めた光学式手振れ補正機能(アクティブモード)を搭載
- 撮影後の写真の楽しみを広げるGPS機能とコンパス機能を内蔵
- 見たままの情景をより忠実に再現する「逆光補正HDR」
「DSC-TX7」「DSC-HX5V」のその他の特長
- かざしたり置いたりするだけで、画像転送可能な「TransferJet」に対応
- 人物の顔や被写体の動きに対応した「スイングパノラマ(顔・動き対応)」機能を搭載
- より楽しく、見やすくなった「PMB」と内蔵のPCソフト「PMBポータブル」を同梱
- “メモリースティック デュオ”とSDメモリーカードに対応したスロットを搭載
- ソニー製DVDライターでハイビジョン動画を手軽にダビング
- Apple Inc. 「iMovie 09」にも対応
「DSC-HX5V」には、ついにGPSと電子コンパスが搭載されました。写真に位置や方向の情報が付与できるため、付属のPMBだけでなく様々な位置情報活用サービスに利活用できます。買うならHXの方かな。でもでもBloggieも気になる・・・。
「DSC-W380」「DSC-W350」「DSC-W320」の主な特長
- 「DSC-W380」
- 明るさF2.4、広角24mm光学5倍ズームの高性能「Gレンズ」を搭載。
- 光学式手ブレ補正を搭載。
- さっと一振りするだけでパノラマ写真が撮影できる「スイングパノラマ」機能を搭載。
- 720pのハイビジョン動画撮影機能を搭載。
- 撮影者の顔を検出して最適な構図で撮影をしてくれる「自分撮りタイマー」を新搭載。
- 「DSC-W350」
- 薄さ16.7mmのスタイリッシュな本体設計。
- 明るさF2.7、広角26mm光学4倍ズームのカールツァイス「バリオ・テッサー」を搭載。
- 光学式手ブレ補正を搭載。
- さっと一振りするだけでパノラマ写真が撮影できる「スイングパノラマ」機能を搭載。
- 720pのハイビジョン動画撮影機能を搭載。
- 撮影者の顔を検出して最適な構図で撮影をしてくれる「自分撮りタイマー」を新搭載。
- 「DSC-W320」
- 薄さ17.3mm※12の持ちやすい小型の本体設計。
- 明るさF2.7※3、広角26mm※3光学4倍ズームのカールツァイス「バリオ・テッサー」を搭載。
- 「スマイルシャッター」機能や「おまかせオート撮影モード」「かんたん撮影モード」など、
- 複雑な設定なしのカメラまかせで、手軽にきれいな写真を撮影可能。
- カジュアル感溢れるデザイン。
TransferJet関連商品も同時に登場します!
近接無線転送技術「TransferJet」搭載“メモリースティック”『MS-JX8G』と「TransferJet」ステーション『TJS-1』
“サイバーショット” (『DSC-TX7』『DSC-HX5V』)と組み合わせて使用することで、「TransferJet」通信によるデータ転送を実現する「TransferJet」搭載“メモリースティック”を発売します。「TrasnferJet」通信が可能な“サイバーショット”のターゲットポイントロゴ同士を近づけるだけで、“メモリースティック”または内蔵メモリーに記録した静止画のデータを転送できます。また、「TransferJet」ステーション『TJS-1』をパソコンなどに接続すれば、ステーションのターゲットポイントロゴに「TransferJet」対応の“サイバーショット”などを置くだけで、静止画や動画データの転送が簡単に行えます。
TransferJetの関連商品も出てきましたね。まずはメモリースティックとステーションです。今回のVAIO春モデルでは、TransferJetを内蔵できるのはFシリーズのみですが、別売りのステーションを購入すれば、他のVAIOや他社PCでも転送できるようになるはずです。今後はSDカードの登場などに期待したいですね。
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