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「パッケージ市場崩壊、iPhoneアプリももうからない」 ゲームメーカーが生き残るには

ゲーム業界が激変の時代を迎えている。家庭用ゲームの市場規模は2007年をピークに縮小を続け、ゲームメーカーの人員削減も珍しい話ではなくなってきた。iPhoneアプリやソーシャルゲームと呼ばれる新しい市場がぼっ興しているが、すでに過当競争に陥っている。

「コンテンツはあふれかえり、ものすごい勢いでデフレが起きている」――ゲームジャーナリストの新清士さんは2月17日、都内で開かれたゲーム開発者向けイベント「OGC 2010」の講演でこう指摘。新興のプラットフォームも米国企業が握っており、日本のメーカーの不利な状況は今後も続くと予想する。

引用元(ITMedia)


これは予想していた方もいるのではないでしょうか。無料ゲームがひしめき、標準価格もあり得ないほど低い。参入障壁が低いため、ライバルは次々と参入してくる。ヒットしたアイデアはすぐ無料アプリに真似されてしまう。これではいくらiPhoneiPod touchが普及していると言っても、利益を出すのは難しいでしょう。


しかし、この記事の儲からないは、(大手ゲーム会社が労力をかけて開発しても)儲からないという極めて限定的なものであり、開発者数名のベンチャーが労力をかけずに数日でアプリを開発し、小金を稼ぐ分には問題は無いと思います。ゲームのプラットフォームはAppStoreだけではないのですから、パッケージをやりたいのであれば、それが受け入れられるプラットフォームで展開すれば良いのです。


新清士氏はゲームジャーナリスト(自称)ですから、普段は取材などで忙しいのだと思います。「数百円のゲームに慣れたiPhoneアプリユーザーは、7000円のゲームは高いと思うだろう。このギャップはとてもじゃないが埋められない」と述べていることから、恐らくゲームはあまりされないのでしょうね。パッケージソフトとAppStoreの暇つぶしゲームを同列に語るなんて・・・よって、今回新さんにお金を出しているスポンサーが誰なのか気になるところです。