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シャープ堺工場にソニー出資 液晶パネルで合弁

ソニーは29日、10月に稼働したシャープ堺工場の運営会社株の7.04%分を100億円で取得した。両社は合弁で液晶パネルを製造・販売し、ソニーは堺工場で生産されるパネルの7%にあたる55万台分(40型換算)を受け取る。出資は2011年4月末までに最大34%まで引き上げられ、出資比率に応じたパネルがソニーに供給されるという。

引用元(朝日新聞)


遂に本格始動という感じですね。ソニーがシャープ堺工場の運営会社「シャープディスプレイプロダクト」の株式を100億円で取得したとのこと。これは、全体の約7%にあたり、今後は2011年までに34%まで引き上げられる予定なのだそう。これで2010年には、シャープパネルのブラビアが登場するということですね。これを待っていたソニーファンの皆様も多いと思います。とりあえず、CES2010の発表が楽しみですね。

電子書籍に関する小さくて大きな要望

以前、自分のブログに「電子書籍で読みたいもの」という記事を書いたことがある。2004年だから、5年ほど前のことだ。
http://www.h-yamaguchi.net/2004/07/post_12.html

この記事では、電子書籍が以前からあったがなかなか普及しないこと、当時の商品は品揃えに問題があったこと、個人的には専門書や論文の類を電子書籍化してほしいこと、などを書いた。その後日本では、ケータイ小説の「徒花」的ブームを経て、いまだに悪戦苦闘が続いている状況、といったところだろうか。ソニーが電子書籍専用端末「LIBRIé」(2004年発売)の生産を終了したのは2007年5月だった。ところがここへきて、主に欧米で、電子書籍が急速に盛り上がりを見せていて興味深い。

引用元(Media sabor)


駒澤大学の准教授の方が、近ごろ盛り上がりつつある電子書籍市場について寄稿しています。日本における課題のひとつとして、電子書籍を閲覧する端末として携帯電話が普及していることがあげられています。それを打ち破って普及させるには、端末を無料で配布するぐらいのことをする必要があるのではないかとの見解も述べられています。


電子書籍を見たときに、大量のデータが持ち運べるという利点の他に、今では「どこでも購入することができる」という利点も挙げられるでしょう。読みたい!すぐ必要!となったときに、Amazonで1〜2日待つのではなく無線回線を通じてすぐダウンロードできるのは大きなメリットだと思います。また、必要なデータを複数の書籍から横ぐし検索できたり、大事な文章を引用することができたりなどができれば、「ならでは」的な差別化ができるようになりますね。とにかく、来年の電子書籍市場の躍進に期待しつつ、国内展開の動向を追いたいと思います。