任天堂に値下げ圧力も ソニー新PS3発売 ゲーム商戦激化
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は3日、実質1万円値下げした新型モデルの据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)3」(2万9980円)の販売を開始した。マイクロソフト(MS)日本法人も、同ゲーム機「Xbox」を10日から1万円値下げすることを決めており、任天堂の「Wii」を加えた3機種のゲーム機商戦が年末を前に早くも激しさを増す見通し。ライバル2社が値下げを断行したことで、Wiiへの値下げ圧力が強まりそうだ。
3日に販売が始まったPS3は数量限定ではないため、家電量販店で購入者が列をなす光景はみられなかった。ただ「予約された方が多く、週末に盛り上がるのではないか」(ビックカメラ)とみている。
任天堂は独走状態ですから、特に価格を下げる理由は見あたりませんね。ここまで販売数が伸びれば製造コストも下がっていると考えられますが、それに従って価格を下げていかないのは、家電メーカーとの文化の違いという感じでしょう。
記事に国内の販売状況も掲載されていました。
メーカー | 機種名 | 累計販売台数 | 発売日 |
---|---|---|---|
任天堂 | Wii | 848万5861台 | 06年12月2日 |
ソニー・コンピュータエンタテインメント | PS3 | 328万1132台 | 06年11月11日 |
マイクロソフト | Xbox360 | 111万9102台 | 05年12月10日 |
※エンターブレイン調べ、集計は8月30日まで