米AppleのiPodとiTunes担当者インタビュー、ウォークマンに対するコメントも
アップルが発表した、新iPod nanoをはじめとするiPodシリーズ新製品は、ビデオ機能の追加や、iTunes StoreやApp Storeを通じたコンテンツの入手および管理を容易にするなど、携帯オーティオプレーヤーの枠をさらに超えるものになったといえよう。
また、iTunes 9も公開し、iTunes LP、ホームシェアリング、Genius Mixの新機能の搭載や、シンク機能の強化も図った。製品発表に合わせて来日した、米アップルのiPod担当ワールドワイドプロダクトマーケティングのショーン・エリス氏、iTunes担当アジア・パシフィック&カナダのピーター・ロウ氏に、新たなiPodシリーズおよびiTunes 9について聞いた。
今回、ジョブズが帰ってきたことは、社員としても心強く感じたそうです。さすがカリスマ!また、ジョブズが「iPod touchはゲーム機」と位置付けたのに対し、iPod nanoはあくまでも携帯ミュージックプレイヤーのスタンスを維持しているとのこと。この辺は明確にポジショニングしているようです。また、iPod touch8Gがマジックナンバーを切ることに成功したのは、プロセッサを据え置いたためとか。
iTunesのアップデートに関しては、iTunes 9と、iTunes Store、そしてiPodの緊密な連携をさらなる進化を実現したとのこと。iTunes LPは単に消費者が音楽をより楽しむだけでなく、アーティストたちにとっても、自分たちの作品を音楽プラスαの観点から訴求でき、ファンとのつながりを強固なものにできると、双方のメリットを説いています。