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アップル、携帯電話の利益でノキアを抜き首位の座に--米調査

先ごろ発表された2009年第3四半期(7-9月)の決算値で、携帯電話部門の利益でApple(16億ドル)がNokia(11億ドル)を上回ったことが明らかになった。

調査会社Strategy Analyticsでこの件に関する報告書を作成したAlex Spektor氏はCNET Newsに対し、同社の調査において携帯電話部門の利益でAppleNokiaを上回ったのは、今四半期が初めてだと述べている。

引用元(C-NET)


アップルがついに携帯電話の頂点に(利益で)立ちました。初代iPhoneが2007年に発売したことを考えるとわずか2年のできごとです。アップル恐るべし・・・。報告書を作成した調査会社Strategy Analytics曰く、アップルの利益率向上には下記4つの要因があるとか。

  1. 強力なブランディング
  2. 通信事業者が支払う高額な卸売価格
  3. 世界規模の流通、販売
  4. 厳格な生産コスト管理


箇条書きに書かれているものだけを読むと、単純なマーケティング手法に見えますが、その効果を最大にしているのは、何と言っても端末の魅力とビジネスモデルの革命です。今となってはフリックとソフトウェアキーボードでメールを打ち(それもデータはメールも連絡先もスケジュールも全てWebで同期されている!)、数人の技術者によるベンチャーで開発された便利なアプリを即ダウンロードすることなどに慣れてしまいましたが、2年前まで全く考えられなかったことです。世界を変えてくれたアップルに感謝!