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ソニエリアンドロイド「Xperia X10」のUI設計と戦略


日経ITProにて、ソニエリのデザイン担当者に「Xperia X10」のコンセプトや戦略をインタビューした記事が掲載されています。設計コンセプトは「リッチ・グラフィカル・ユーザー・インタフェース」「シグネチャ・アプリケーション」「サービス・インテグレーション」の3つで、それを「nexus」というブランドで展開、「Xperia X10」に留まらず、WindowsMobileやSymbian OS、ソニー独自OSEにまで共通して進めていくとのこと。


また、ソニエリはWebSDKを公開し「nexus」環境で共通して使えるようにする他、「nexus」をスマートフォン以外への展開も視野に入れているとか。PCやTVに載せるのは難しそうですが、ソニーグループとの相乗効果が出せるような関係は意識していきたいそうです。なかなか良く考えられた戦略なのではないでしょうか。これで開発者の呼び込みもうまくいきそうですね。記事にはPS3と連携する携帯電話「Aino」についても語られています。PlayStation 3の画面をそのまま表示する「リモートプレイ」機能を備えているとのこと。


ちなみに別のITProの記事では、「nexus」の「シグネチャ・アプリケーション」にあたる「Mediascape」と「Timescape」の動画も掲載されています。動画を見るとサクサクで驚きますよ。Engadget Japaneseのデモ動画で打ちのめされた人はこれを見てテンションを持ち直しましょう。僕はIt's a...のakoustamさんの記事で安心していましたが、実際の動画を見たことで完全復活、残る不安要素はドコモさんによる縛りのみとなりました。


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