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VAIO Care誕生の理由。ソニーの消費者に対する姿勢を評価したい


VAIOには、2010年春モデルから「VAIO Care」と呼ばれるソフトウェアが搭載されます。「ASSIST(アシスト)」ボタンを押すことで、想定される様々なトラブルに対するサポートが受けられるとのこと。


それもただヘルプを表示するようなものではなく、フリーズやWindows起動不可といった深刻なトラブルに対しても対処が可能という点がスゴイ!確かに解決策を調べようにもPCが固まっていたら意味ないですものね。そんなVAIO Careですが、ソニーショップの店員さんのブログを拝見していたところ、VAIO Careが登場した理由が書いてありました。下記に引用させていただきます。(記事自体、最新のインテルテクノロジーからVAIO春モデルの特長まで、非常に詳細な説明がされていますので、VAIO Careに興味がない方にもオススメします)


5分くらいでわかる2010年VAIO春モデルのポイント−C-TECバックルーム3

これは数字とか資料を明らかにしないでください、と言われたんですが「VAIOは壊れやすい」という話を耳にすることが多いと。それで調査してみたところソニーのVAIOについてはよそと比べて「WEBでそういう噂になっていた」「人からそういう風に聞いた」という話が比較的多いんだそうです。

実際に自分で壊れたから言っているのではなく、人から聞いてそういうイメージを抱いてしまっている。。。だから実際には壊れにくいんだからいいじゃない、ではなく、事実そういう噂になってしまっているんだから、それは真摯に受け止めてちゃんとしよう、改善していけるところはなんとかしよう、ということで登場するのが「VAIO Care」になります。


以前、「ソニータイマーなどなかった!ラップトップが壊れにくいメーカーでソニーが3位に食い込む」というエントリーをしましたが、定量データで見てもソニー製品の故障は少ないようです。しかし、「ソニー VAIO のサポートがひどかった件について」などの声の大きい人に引きずられてイメージが悪化していることも事実です。そこを反論ではなく更なる改善で示そうとする姿勢は、とても素晴らしいものだと思います。次は、頻繁にやり玉に挙げられるサポート体制について改善できれば、弱点もなくなりそうですね。