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Appleの新製品が作られる中国の”秘密主義要塞”で何が起こっているのか

秘密主義の要塞ともいうべきスパイ映画の世界がそこにある。米Apple製品の製造工場に関する英Reutersの最新の現地レポートでは、そうした企業のスパイ戦争とでもいうべき世界を垣間見ることができる。

引用元(マイコミジャーナル)


自殺者すら出ているApple新製品情報を巡る攻防についてのレポートが掲載されています。サプライヤーを細かく分けることで、コスト競争をさせ、かつどの製品部分のどこを作っているかわからなくするのが目的とか。中国リークは製品部分のひとつのパーツからの予測みたいなものが多いことからも納得です。これは代表的な製造担当である台湾鴻海精密工業Foxconn)だけでなく、Apple内部も同様で、部署ごとにセキュリティエリアで完全に区分けされ、従業員同士が互いにどのプロジェクトに所属しているのかわからないとか。もちろんリークしようとする社員には、アップル・ゲシュタポが動くことになります。


それにしても、記事中のReuters特派員が実際にFoxconn現地工場にが出向き、敷地外から写真を撮ったときの状況がスゴイ。ガードマンがタクシーを止めて特派員を敷地内に引きずり込もうとした上に、蹴ってきて「次に動いたらさらに攻撃する」と脅し、警備車で連行されそうになっています。仲裁してくれた警察曰く「望むなら訴えるのも自由だ。だがここはFoxconnであり、彼らは特別なステータスを持っている。理解してほしい」とのこと。怖すぎる・・・。