富士康とソニーが中国に世界最大級のLCDテレビ工場計画
2月16日(ブルームバーグ):台湾系の富士康国際(フォックスコン)とソニーは中国山東省に世界最大級の液晶表示装置(LCD)テレビ工場を建設する計画だ、と中国週刊経済紙経済観察報が15日伝えた。匿名の地方政府の当局者を引用している。同紙によると、工場は3000万台の生産能力を持ち、少なくとも5万人を雇用する。
富士通じゃありませんよ。フォックスコンです。フォックスコンはブランド名ですが、報道系の記事では社名(ブランド名)→鴻海精密工業(フォックスコン)と書かれることが多いですよね。
それにしても、3000万台の生産能力とは凄いですね。2010年度の生産目標が2500万台であることを考えると、サムスンとの合弁会社S-LCDやSharpと共同出資する工場生産分も含め4000〜5000万台も視野に入ってくるのではないでしょうか。すぐには立ち上がらないとしても、将来新興国で各社とシェア争いが激化するでしょうから、そのための布石と考えるのが良さそうです。