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ソニーが新しい3.5Ahの高容量リチウムイオン二次電池“Nexelion(ネクセリオン)”を開発、EV用電池事業に参入

ソニーは、ノートPCの電池として広く使われている直径18mm、長さ65mmの円筒形において、スズ系アモルファスを負極材料に用いた、3.5Ahの高容量リチウムイオン二次電池“Nexelion(ネクセリオン)”を開発しました。

引用元(ソニープレスリリース)

ソニーが「スズ系アモルファス負極」を採用した新しい高容量リチウムイオン二次電池を開発したと発表しました。名前は「Nexelion(ネクセリオン)」、早くも「ヱクセリオン」などと話題になっています。ネクセリオンですよ!

ソニーは2005年に前身の“Nexelion”を発表していますが、大きさを直径14mm、長さ43mmから直径18mm、長さ65mmに拡張、充電終止電圧4.3V、放電終止電圧2.0Vまで範囲を広げることで、3.5Ahの容量を実現したとしています。

この電池は従来の課題であったサイクル特性と信頼性を負極粒子形状の最適化や正極材料の表面処理技術によって改善したことに加え、セパレータにも工夫を凝らすことで金属異物が混入した場合でも内部短絡をシャットダウンできるなど、安全性も向上しているとのこと。過去、ソニーバッテリーは爆発事件を起こしているので、この辺は心強いアップデートですね。

ソニー、EV用電池事業に参入=10年代半ばまでに−自動車メーカーと商談−時事通信

ソニーは12日、2010年代半ばまでに、電気自動車(EV)用のリチウムイオン電池事業に参入する方針を明らかにした。EVの普及を見越し、既に大容量・長寿命の電池開発に着手。国内外の複数の自動車メーカーと商談を進めているという。

同時に、上記のようなニュースも報じられているそうです。EV用のリチウムイオン電池事業に、10年代半ばまでにソニーが参入するため、各自動車メーカーと商談をすすめているとか。10年代後半では、エネルギー関連で存在感が増しそうな気がします。いっそのこと、ソニーが電気自動車を作ったらどうしょう?ペーパードライバーのarawahitsujiですが、ソニーが出すなら買ってしまうかもしれません。