iPhone 3G Sを使ってみた――「革命的」ではないが機能は向上
新しいiPhoneは「革命的」というよりは「進化的」だ。パワーユーザーは新モデルを欲しがるだろうが、ほとんどのユーザーにはiPhone OSのアップグレードで十分かもしれない。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙の翻訳記事です。iPhoneの新ハードとソフトの特に重要な機能、テスト結果の報告とのこと。はてひつではハード面が気になるので、ハード面のポジティブ・ネガティブ要素を抜粋。iPhoneOS3.0の詳細はこちら。
ポジティブ要素
- iPhone 3G Sは手持ちのiPhone 3Gよりもあらゆる点でサクサク動いた
- Webページのロードもはるかに高速
- カメラもほぼ瞬時に撮影できる状態になる
- タイピング時のフリーズ現象は改善、全くみられず
- Wi-FiネットワークでiPhone 3G SとiPhone 3Gを同時にテストしたところ、3G Sは30〜50%高速
- 新モデルの方は一日使っても問題なし。テストのために普段よりも多く使っていたにもかかわらず!
- 30000曲、1600枚以上の写真、74本の動画、67のアプリ、400通の電子メール、約1000件のアドレス情報、1カ月分の予定表データ、数十の文書を保存して、さらに5Gバイトの空きが残った
- ズームもフラッシュもまだないが、低光量で撮影したときの画質は向上
- 新しい動画撮影機能は光量が少なくて使えた。動画はYouTubeなどのサイトに直接投稿できた。これら機能はすべてうまく動作した。
- 音声操作は再生中の曲名まで教えてくれる。たいていの音声認識システムと同様に、完ぺきではないが、大体の場合はうまく機能した。
- コンパスは散歩やドライブのときに役に立った。
- オプションで、バッテリーが何パーセント残っているかを正確に示す新しいバッテリー残量インジケータをオンにできる
- ディスプレイには油をはじき、指紋を付きにくくする新しいコーティングあり
ネガティブ要素
- 旧モデルで取った写真よりもものすごくきれいというほどではなかった
- テスト中、iPhone 3G Sは2回クラッシュした。
やはりあらゆる面でパワーアップしている模様。旧iPhone3Gユーザーとしてはタイピングのフリーズや電池容量の改善あたりがかなり嬉しいところ。でも相変わらずクラッシュするのね。まあMacだし仕方がないか。それにしてもこの記者、電子コンパスの素晴らしさが全然わかっとらん!けしからん!!記事も一行しか割いていない。ぶーぶー!!!