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「Snow Leopard」が持つ技術--マルチコアの真価を引き出すために(C-NET)

Appleは米国時間8月28日、「Mac OS X Snow Leopard」の出荷を開始したが、このMac OS Xアップデートの真の重要性は、かなり後になってから明らかになりそうだ。
その理由は、Appleが「Mac OS X 10.6」によって、コンピュータ業界全体が直面している、最新のプロセッサから有効な動作をしぼり出すという問題を、他に先んじて解決しようという長期的な試みを始めたからだ。Appleは、Snow Leopardにすぐに分かる新機能を詰め込むことはせず、プロセッサが1つのジョブを速く実行するより多くのジョブを同時に実行するという新しい現実に適応しようとしている。
Mac OS XのマーケティングディレクターであるWiley Hodges氏は、「われわれは将来に向けた基盤を築こうとしている」と述べている。

引用元(C-NET)


好調なスタートを切った「Snow Leopard」ですが、目玉のひとつにGCD(Grand Central Dispatch)と呼ばれるものがあるとのこと。これは従来非常に困難とされてきた並列プログラミングを簡単に実現できるようになるコンポーネントで、コードを”ブロック”化すると、ブロックの動作を管理するキューで並列処理され、アプケーションに伝わるという仕組みのようです(合ってるかな?)。


64bitやOpenCLのサポートも含め、見た目ではわからない相当なパワーアップを果たした「Snow Leopard」。次に称賛を浴びるのは、高度なプログラミングに対応したアプリケーションが増えてきた頃になるかと思われます。