薄型テレビが国内出荷金額で前年同月比76%増と好調を維持するも、ソニーは世界シェアで3位に転落
電子情報技術産業協会(JEITA)は23日、1月の民生用電子機器の国内出荷金額が前年同月比27.6%増の2124億円だったと発表した。プラスは6カ月連続。
このうち、薄型テレビは同76.0%増の111万4千台と好調を維持した。年末商戦が一段落した後も、「エコポイント制度」による買い替え需要が続いているようだ。
米DisplaySearchは、2009年第4四半期の世界テレビ販売の金額シェアを発表。また、2009年通年の金額シェアや、表示デバイスごとの出荷台数なども公表した。
第4四半期の世界金額シェアは、サムスン電子が23.6%で首位となり、同社として過去最大のシェアを獲得した。2位は13%のシェアを獲得したLG電子、3位は同11.5%のソニー、4位には8.0%のパナソニックが続いた。
国内はエコポイント制度の買い換え需要が続き、薄型テレビは昨年1月に比べて76%出荷金額が増加したとのこと。民生用電子機器の国内出荷金額も前年同月比27.6%増らしいので、少しずつ景気も回復しているのかな。しかしながら、世界規模で見てみると、ソニーの金額シェアで11.5%となり、13%のシェアを獲得したLG電子に追い抜かれる格好になってしまいました。LG電子は今年のCESで「今年はソニーを追い抜く」と宣言していましたが、早くも達成されましたね。ソニーが今度発売するモノリシックデザインのシリーズ展開でどこまで巻き返せるか期待しましょう。